好感度
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アンドロイドの見た目に関する「不気味の谷」話には前から疑念があって、実際には人間に極限まで近づけても実際はそれほど好感度はあがらないから、むしろもっとその手前で創意工夫しようぜ、派。(オレンジが自分の主張) pic.twitter.com/DL30A7PEfb
— 八谷和彦 (@hachiya) 2017年11月29日
好感度というのは、愛だろうか、恋だろうか。
恋が配偶者選択における特徴抽出アルゴリズムである のに対し、愛は「あちら」だったものを「こちら」と して引き受ける、「こちら」の拡張である。
An At a NOA 2017-06-02 “青春の影”
いずれにせよ、各人の物理的身体や心理的身体のセンサに
適合させられる入力情報が、好感度が高いのだと思われる。
デフォルメされた情報は、抽象から具象を再構成するときに
各人が各々の好みに合わせられるために、近くて遠いことで
現れる不気味の谷を回避できる上に、好感度も高められる
ということなのではないかと思う。
圧縮と伸長の過程に補完という自由度を含める手法は、 デフォルメと呼べるものである。
An At a NOA 2017-02-13 “言葉使い師”
距離空間の取り方によらず、何らかの尺度で近い のに遠く感じられるものは不気味になり得る。
An At a NOA 2017-07-14 “不気味”
もっとも、これが上手くいくためには高いリテラシーが
必要とされるはずだ。
リテラシーとは、抽象から具象を再構成する能力である。
An At a NOA 2017-04-28 “思考の体系学”