物理層
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アニメと政治とTwitterアカウント凍結で世間が騒がしい
— Ryou Ezoe (@EzoeRyou) 2017年9月28日
アニメ:コピーレフトライセンスを使え
政治:ハイエクの隷属への道を読め
Twitterアカウント凍結:物理層からP2Pなネットワークが必要。
物理層は、インターネットを構成するケーブルの配線だけ
                    でなく、人間の物理的身体や国家の制度など、至るところ
                    に遍在している。
                    分散化だ、リゾームだ、プロトコルだ、ネットワークだと
                    言ったところで、結局のところP2Pな形態に移行できない
                    のは、物理層の変化がアプリケーション層の変化に比べて
                    ゆっくりだからなのだろう。
その変化の遅さがつまり短絡の堅実性、ハードネスであり、
                    それによって複数の抽象過程=身体が重層的に存在できて
                    いるように思う。
                    ハードウェアの変化が十分に遅いことで、ハードな「自然」
                    とソフトな「文化」の分割の共有に支障がなくなると同時に、
                    その共有によって、ソフトな部分もまた、別な抽象過程に
                    とってのハードとなる。
人間でありつつ、村でありつつ、国家でありつつ、地球で
                    ありつつ、臓器でありつつ、細胞でありつつ、原子である
                    という、抽象過程=身体の重層性。
                    地球も、国家も、村も、人間も、細胞も、臓器も、原子も、
                    何かしらの集合であり、集合は基準とともにある。
集団を抜きに真理が存在しないのと同程度に、真理の共有なしには 集団は存続できない。
An At a NOA 2016-07-05 “随想録1”
それはそれで見方としてはよいのかもしれないが、要素の
                    集合が全体になるという、要素還元主義的な発想になり
                    かねない。
                    むしろ、それらはそれぞれ抽象過程=身体であり、あらゆる
                    抽象過程は同一性の基準とともにあるという見方の方が
                    しっくりくるように思う。