忘却の問1への回答
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忘却における破棄は、消去ではなく
                    走査時に随時起きる取りこぼしのようなものだ。
                    それは、ある判断を、その判断が有意であるうちに
                    終了させるために必要とされる。
                    だから、走査スピードが速ければ速いほど、
                    見かけの記憶量は多くなる。
コンピュータに対しては、HDDやSSD等の記憶装置に
                    全データを蓄積してあるとの認識があり、
                    それに即座にアクセスできることが日常的にはほとんどなので
                    忘却が難しいように感じるのだろう。
                    データ量が膨大になればタイムアウトを取らないと
                    ハングアップするのは当然だ。
                    それを回避するシステムは忘却と呼ばれるべきだろう。
記憶領域の走査方法としては、switch-case文のような
                    一対一対応の検査ではなく、ビットの01を追っていく
                    絞り込みのような検査に近いはずだ。
                    それであれば「聴いたことがある」のような記憶の再生の
                    され方もエミュレートできる気がする。
人間の早すぎる最適化問題についてはまたいずれ。