者と家
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著者、設計者、演奏者、指揮者、読者、芸者、役者、
訳者、研究者、患者、労働者、消費者、経営者、
高齢者、容疑者、医者、観測者、登山者、撮影者。
小説家、建築家、画家、陶芸家、書家、音楽家、
彫刻家、芸術家、演出家、愛犬家、読書家、政治家、
法律家、評論家、翻訳家、儒家、漫画家、随筆家、
脚本家、作曲家、天文家、登山家、写真家。
著者と小説家、読者と読書家、設計者と建築家、
演奏者と音楽家、翻訳者と翻訳家、観測者と天文家、
登山者と登山家、撮影者と写真家の組み合わせでは、
前者ではあっても後者ではないことは多いように
思うが、後者ではあっても前者になったことがない
というのはあまり聞かない。
「家」はやはり家元制度の名残りなのだろうか。
実際に流儀があるかどうかは別として、流儀がある
ようにみえるようなときに、「者」ではなく「家」が
使われるように思う。
サンプル数が少なくても流儀をもつことはできるし、
サンプル数が多くなると、当人が意識していなくても、
自然と流儀がみつかってしまうことはあるかもしれない。
後者はディープラーニングと同じである。
p.s.
前者や後者には、やはり流儀がないのだろう。