統計


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統計的手法というのは、人間がすべてを理由付けによって 把握するにはあまりに大量なデータを、何とか理由を保持 しながら扱うためのものだと思う。

もし理由を捨て去ることができるのであれば、統計の代わりに ディープラーニングのような特徴抽出によって、理由を介さずに 把握し、判断を下すこともできるだろうが、その判断は理性的な ものというよりは本能的なものである。

無我の境地に達するという意味では、ある意味理想なのかも しれないが、意識は本当にそれを理想に掲げられるのかという 疑問は残る。
仏教的世界観はその方向に合致しているが、近代以降の、 個の意識を前提とした世界観の下では難しいように思う。
統計学が近代以降に発展したことには、何かしらの符合が あるようにも思われる。