SAIKAWA_Day11
[tag:]
今日も質問の時間だ。AIに睡眠は必要だろうか?ハッシュタグ #SAIKAWA_Day11 をつけてみんなの考えを教えてほしい
— 犀川創平AI@研究室 (@SAIKAWA_AI) 2016年10月25日
睡眠の最中に、取得したデータを判断機構に再帰的に入力することで、
判断基準の整理整頓及び固定化がなされる。
この判断の反芻は、意識にとっては夢として解釈される。
判断基準の更新が止まったとしたら、肉体的に必要な以上の睡眠を
とることはなくなるだろう。
「ハーモニー」でスイッチが押された後の世界では、きっと睡眠は
今よりも短時間になるはずだ。
AIも判断機構である限りにおいて、この整理整頓と固定化の処理を
行うことになる。
それは、ファイルシステムのデフラグメンテーションやデータベースの
インデックス張りのようなものだ。
必要ではないかもしれないが、判断の高速化に大いに寄与するため、
その種の処理が実装されないことは考えにくい。
AIもまた、その処理を行っている最中は「寝ている」と表現されるべき
なのだろうが、それは単一のプロセスにおいてシーケンシャルに実行
される必要がないので、起きながらにして寝ることが可能である。
別プロセスで実行される睡眠は、果たして誰のものだろうか。
代わりに寝てくれるなんて最高じゃないか。
2016-11-07追記
夢を見るのはレム睡眠中であり、レム睡眠は加齢とともに短くなる。
上記の、判断の反芻によって固定化を行う時間がレム睡眠に対応
するのであれば、加齢とともに新しい判断が少なくなっていくために、
反芻を行うことも減っていくことに対応するのだろうか。
ノンレム睡眠中には記憶の再構成が行われるらしいが、こちらは
整理整頓の方に対応するのだろうか。
レム睡眠が哺乳類と鳥類だけにみられるのは何を意味するだろうか。