恋と愛


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#SAIKAWA_Day07の議論において、恋が配偶者選択に用いられる 特徴抽出アルゴリズムだとしたら、愛は何だろうか、ということを 考えながら昼ご飯を食べていた。

結論としては、愛とは、愛する対象が引き起こすあらゆる結果についての 原因となる覚悟のこと、というものだ。
大いなる原因である神は、定義上、信じるものすべてを愛していることになる。

結果が不特定という点で、#SAIKAWA_Day06の「責任」と「責任感」の 議論で言えば、「責任感」に相当する。
これが「責任」へと転倒してしまうと、愛情というよりは同情になってしまう。

愛のない共同生活も可能ではあるが、その場合には、共同生活集団の 一員が引き起こした結果について、

  • 当該個人が自ら原因を引き受ける
  • 対価をもらうことで他の者が原因を引き受ける

ということになる。
まあ概ねイメージどおりだ。

「愛は理由付けに基づく配偶者選択である」と言えれば、恋と愛の 対比としてはきれいになるが、そう要約してしまってよいだろうか。
そのように捉えられる側面もあるだろうが、親子愛、師弟愛、郷土愛、等、 「配偶者」の定義を拡げるには、あまりに広すぎる気がする。