常温核融合


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米で特許 再現成功で「常温核融合」、再評価が加速

今は「凝縮集系核反応」や「低エネルギー核反応」と呼ばれるらしい。
核融合炉については、2月にドイツのマックス・プランクプラズマ 物理学研究所で実験が成功したというニュースを見て以来だ。

数百℃のオーダーで核融合が進行するというのは 現状の物理学の枠組みでは理由付け不能であり、 似非科学とみる向きも多いらしい。

科学と似非科学の違いは、理由付けに基づくコンセンサスの 有無である。
コンセンサスが正しさを決めるのだから、正しいかどうかではない。
意味付けできるほどの量の情報が得られない現象に対しては、 理由付けにより科学になるまでは手を出さないというのが、 人間にとっての賢明さの在り方である。

こういった研究の末にエネルギー問題は解決したとして、 その先にはエントロピーの問題があるだろうか。
それはつまり、生命という秩序の限界についての問題である。