vim +kaoriya on linux
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前回vimをコンパイルした際はmercurialを使ったが、
既にgithubに移行して久しいので、gitを使ってlinuxに
+kaoriyaのvimをインストールした。
下記のサイトにほぼ解説が載っているが、githubにある
koronさんのリポジトリ(koron/vim-kaoriya)を使ってやってみる。
参考:ArchLinuxでKaoriya-Vimをビルド(Git版)
1. guiltをインストール
$ git clone https://github.com/koron/guilt.git
$ cd guilt
$ make install
2. vim-kaoriyaをセットアップ
(~) $ git clone https://github.com/koron/vim-kaoriya.git
(~) $ cd vim-kaoriya
(vim-kaoriya) $ git submodule init
(vim-kaoriya) $ git submodule update # 必要なものがいろいろとまとめて入るので便利
(vim-kaoriya/vim) $ cd vim
(vim-kaoriya/vim) $ git checkout master
(vim-kaoriya/vim) $ git checkout -b v7-4-1796-20160428 # 一応branchを切っておく
(vim-kaoriya/vim) $ git config guilt.patchesdir ../patches
(vim-kaoriya/vim) $ guilt init # ../patchesに/v7-4-1796-20160428ができる
(vim-kaoriya/patches) $ cd ../patches
(vim-kaoriya/patches) $ cp master/* v7-4-1796-20160428
(vim-kaoriya/vim/src) $ cd ../vim/src
(vim-kaoriya/vim/src) $ guilt push -a # ここでパッチが当たる。 7.4.1796だと問題が出ない
(vim-kaoriya/vim/src) $ make autoconf
3. vimをコンパイル、インストール
(vim-kaoriya/vim) $ cd ..
(vim-kaoriya/vim) $ ./configure --with-features=huge --enable-gui=gtk2 --enable-multibyte --enable-perlinterp\
--enable-pythoninterp --enable-rubyinterp --enable-luainterp --with-lua-prefix=/usr --with-luajit --enable-fontset\
--enable-fail-if-missing
(vim-kaoriya/vim) $ make
(vim-kaoriya/vim) $ sudo make install
$ vim --version
とすると、+kaoriyaでインストールできていることが確かめられる。
・mercurialを使った方法に比べると劇的に楽である。ありがたい。
・参照したサイトでも触れられているが、vim/srcディレクトリで./configureしても
うまく行くものの、make autoconfの結果が反映されないようだ。
+migemoでコンパイルしていないので、関係ないのかもしれない。
・普段はgvimを使うので問題ないのだが、端末のvimでの日本語表示が
できず、◆に?が入った記号が表示される。
1つ気になるのが、--enable-fontsetでコンパイルしたはずなのに
バージョンを確認すると-xfontsetになっている点だ。
これ、関係あるだろうか。
2016-07-15 追記
最後の件、デフォルトのencodingがeuc-jpになっているせいだった。
set encoding=utf-8にすることで解決。