即時
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母国語の言語技術とか科学的な思考法の習得はレベルキャップ解放条件なので、どっかで上げないと死ぬよー、ってのを意識して口にするのは30代の仕事だと思うので、みなさんもうちょっと頑張ってください。あ、どっちも知らない30代は生きた見本としての仕事してくれればいいです。
— hito (@_hito_) 2016年4月19日
即時的なコミュニケーションだけでは、おそらくここで言われているような
                    母国語の言語技術や科学的な思考法は中々身につかない。
                    こういったものが必要だと考えるのも近代科学を正義とした場合なの
                    だろうが、少なくともこれらを備えていない人間よりは備えた人間との
                    方が話をしたいと思える。
メールよりもチャット、ブログよりもTwitterというかたちで、流行は移っている。
                    導入障壁の低さが勝因なのだろうが、いずれも後者の方が前者よりも
                    即時的なツールだと感じられる。
                    (そういえば、前者にはあって後者にはないものの一つに、タイトル付けがある。
                    現代っ子はタイトルを付けなくなっているという話をそのうち書きたかったのであった)
即時性は同時性につながりやすい分、流行りやすいと同時にそこでの情報交換は
                    廃れやすいと思われる。
                    言語には記号的な側面と音楽的な側面があると思うが、
                    記号的な側面はどちらかというと情報の永続化につながっており、
                    音楽的な側面はどちらかというと情報の即時的伝達につながっていると感じられる。
                    即時的コミュニケーションの極限の先に音楽が待っているのだとすれば、
                    やはり言葉よりも音楽の方が先に生まれており、即時性を重視する現代は
                    先祖返りをし始めているのかもしれない。