理系文系への解釈
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だいぶ前に理系文系という記事を書いた。
ここで言うところの不確定要素が人間というよりも意識だとすれば、
                    理系は意識を可能な限り排除する方向へ、
                    文系は意識を可能な限り維持する方向へ、
                    という違いだと言える。
理系分野の研究というのは、究極的には仕事をなくすために
                    存在しているものが多い。これは上記の内容とも整合しており、
                    意識が介在しなくて済む方が制御しやすいことが原因だと考えられる。
                    一方、文系分野の研究というのは、意識の足跡をたどるものであったり、
                    意識の性質を調べるものであったりするものが多い。
これが運用段階では、仕事を減らす側と増やす側に分離される。
                    もし政治家が理系と同様に、仕事を減らす側に回ったら、
                    世の中は一層便利で快適になるだろう。
                    ただし、そこに意識の存在する余地がなければそれを実感することも
                    ないかもしれないが。